ストレッチより運動をしたいんですが・・・
運動が大好きで毎日走ったり、トレーニングをしていますがストレッチをほとんどしていません。ストレッチはしなくても良いですか?
運動をしている方でたまに頂く質問です。
運動はとても大切なのでした方が良いのですが、優先順位というのがあります。
優先順位を間違えると本来は体にいいものでも逆に体を壊してしまうことになってしまいます。
体にとって大切な優先順位とは?
結論から言いますが・・・
ストレッチと運動の優先順位ですが・・・ストレッチが優先になります!!
解説していきますね!
料理を作るにはレシピが必要で家を作るには設計図が必要なように、体にとっても健康を作るには大切な優先順位(順番)があります。
まず、料理をする前には下ごしらえが必要なように体を鍛えていくには準備運動が必要です。
準備運動とは、例えばラジオ体操やストレッチです。
学校で体育の授業の前に体操をしましたよね?
「しっかり体操しないと怪我するぞー!」と体育の先生に言われた方もいらっしゃると思います。
あれはとても大事なことなんです!
大人になるにつれて急に運動する事が増えたり、部活でも忙しかったりすると急に運動することがあったと思います。
日に日に準備運動を軽視することが多くなってしまい、しかも急に運動しても怪我をしない経験を積み重ねることで大切な優先順位を忘れがちなんでよね。
ストレッチをしないで運動し続けた人の末路
親子リレーで急に走ったらアキレス腱を切っちゃたんだよね〜。こういう話は聞いた時ある方も多いと思います。
運動していない方が急に運動すると筋肉が衝撃に耐え切れなくて切れてしまいます。
毎日、筋トレする方は衝撃に耐えても別の事が起きます。
筋トレは筋肉をトレーニングで鍛えて大きくしていくものですが、大きくなると同時に固くなってしまいます。
なぜかと言いますと、トレーニングして筋肉を鍛えると筋肉の中では筋繊維というものが切れていきます。
切れた筋繊維がくっつく時に熱が生まれるんですが、これが筋肉痛と言われるものです。
筋肉痛になって筋繊維がくっつき出すとくっついた境目やその周囲が固くなってしまいます。日が経つと筋肉痛や固くなったところは無くなりますが、無くならない状態で筋トレを続けると回復がゆっくりになり筋肉は固くなり続けます。
力は入るので運動はできますが、柔軟性がなくなり断裂しやすくなったり神経を圧迫して神経痛を出したり、疲れやすくなったりします。
トレーニングしているのに力が抜けちゃったり体力が落ちてきた感じがした場合は柔軟性がなくなってきているのが原因だったりします。
まとめ
ストレッチや準備運動って地味ですし体を鍛える事とは逆なので楽をしていると思ってしまう方もいるのですが、怪我をしないための健康を目的とするのであればストレッチや準備運動は近道になります。
筋トレも同じです。筋肉を休ませる時間を作らないと筋肉は育ちません。植物やお花に水をあげすぎたら腐ってしまいますよね?それと同じです。腐ったりはしませんがせっかくのトレーニングが逆効果になってしまうわけです。
運動の前にストレッチや準備運動をして運動後もストレッチができると筋肉は疲れにくくなりますしトレーニングして傷ついた筋肉の回復も早くなります。
ストレッチも運動も両方大切なので優先順位を間違えないで運動してみて下さい。